「ジュセヨ(주세요)」は、日本語の「ください」にあたります。日本語と同様に、「ジュセヨ(ください)」の前には主に名詞がつきます。
例えば、日本語の「スプーンください。」は、
「スッカラッ ジュセヨ(숟가락 주세요.)」
「ジュースください。」は
「ジュス ジュセヨ(주스 주세요.)」です。
とても便利な表現ですので、ぜひ覚えてくださいね。
韓国で、ご飯を食べに行った時にも役立ちますよ。
韓国ではご飯ものを頼むと、必ずパンチャン(반찬)という副菜が小皿にのってたくさん出てきます。(キムチ、ナムル、海苔、和え物、炒め物など)
このパンチャンはお替わりができるので、ぜひ気に入ったパンチャンがあれば、こう言ってみてください。
「このパンチャンをもう少しください」
「イ パンチャン ジョム ト ジュセヨ(이 반찬 좀 더 주세요.)」
ここでのポイントは「좀(ジョム)」というクッション言葉です。
直訳すると「少し、ちょっと」にあたる表現ですが、ここでは量を表すのではなく、「좀(ジョム)」を入れることによって、柔らかく頼む表現となります。
日本語でも、「今、ちょっといいですか?」と言うことがありますが、ここでの「ちょっと」は「少し」という意味よりは、「気遣い・気配り」の役割なのと似ていますね。