みなさん、泳げますか?
日本の方にとって、「泳ぐこと」は特別なことではないかもしれません。
学校の授業でも習いますし、子供の頃の習い事で「水泳」をされていた方も多いのではなでしょうか。
韓国ではどうでしょうか。
一昔前まで「水泳」の授業はありませんでした。
水泳の授業がある、つまりプールのある学校は一部の学校(私立など)のみでした。
もしくは習い事として「水泳教室」へ通わなければ、泳げるようにはなりません。
そのため、泳げない大人が多いので、多くの韓国人が「かなづち」です。
今は小学校でも「水泳」の授業があり、少しずつ泳げる人が増えていくと思います。
海の近くに住んでいた人は、子供の頃海で遊んでいたため、水に潜ったり、浮いたりということはできます。
でも「泳ぎ方」を習ったわけではないので、「泳ぐ」といっても「犬かき」風だったりします。
大人になってから恋人とプールに行ったとき、「俺、泳げるんだぜ!」と豪語したものの、「犬かき」では恥ずかしいですよね。
韓国では「泳げない」ことは特別なことではないですから、こういう場合も「泳げない」と言うことはあります。
「泳げない人が多いよ。」と言うと、日本の方には驚かれます。
「えー!じゃあ、海やプールに行って何するの??」
日本の方は、泳げる方が多いですから、こういう感覚なんですね。
「プール=泳ぐところ」
泳げなくてもは楽しめますよー。
ビーチボールで遊んだり、浮き輪をつけてプカプカ浮くだけでも楽しいし、水の掛け合いっこをしてもいいし、えっとえっと、あとは足を水につけているだけでも気持ちいいですよ。。。
「泳げない」と日本では何だか肩身の狭い思いをしますね。
日本人でもたまに「かなづち」の方がいるかと思いますが、お気持ちお察しいたします。
みなさん、「かなづち」の人に優しく接してあげましょう。