辛い軍隊生活の中でのささやかな楽しみとは何だったのでしょうか。
引き続き許完國講師のインタビューです。
楽しみのひとつは日曜日に教会へ行くことでした。
日曜日は唯一訓練がない休日です。教会に行き、お説教さえ聞けば最後に「チョコパイ」がもらえるのです。甘いものがほとんどない軍隊では本当に貴重でした。「チョコパイ」目当てに、クリスチャンでない人も教会へ行きます。
20歳前後の男性が一つのチョコパイに喜び、楽しみこの日を待っているのです。
今考えると異常ですが、当時はチョコパイ一つに必死でした。
もう一つは「献血」です。
なぜなら「献血」時には、若い(??)女性の看護師さんが来るからです。
実際は全くもってピチピチというわけではないです。
今振り返れば、おばちゃん率高めです。
それでも女性のいない、男臭い環境にいると、少々のことはさておいて、アラ不思議!
素敵に見えてしまうというわけです。
名誉のために言っておきますが、私だけでなく献血志願者は多かったですよ。
次回は、実際の軍隊での生活について書いていきます。
Part4に続く